Win8インストール時のアカウント、まずローカルアカウントから始めるべき

※本文書は2012/8月時点のWin8 RTM導入メモの一部です。

Win8インストール中に、最初からマイクロソフトアカウントで始めるか、ローカルアカウントから始めるか聞かれる。ここは、まず、ローカルアカウントと答え、必要であれば後からマイクロソフトアカウントにするべき。

理由

win8は1つのアカウントに対し、2つのアカウント名と1つのパスワードを管理する様子。2つのアカウント名とは以下。

  1. ローカルアカウント名(win7までと同じ)
  2. (MSアカウントの)emailアドレス

最初からMSアカウントでwin8をインストールすると、ローカルアカウント名文字列が(マイクロソフトサイトに登録されている情報から)機械的に生成される。このローカルアカウント名は、たとえば、以下のような場面で使われる。

  • ユーザディレクトリのディレクトリ名
  • Windowsファイル共有に必要なユーザ名(MSアカウントのフルemailアドレスをアカウント名として使ってもファイルアクセス可能)

このような使い方をするのであれば、OSログインにMSアカウントを使うとしても、ローカルアカウント名をきっちりと管理したくなるはず。このような使い方をしない場合でも、きっちり認識/管理されていないアカウント名が存在する時点で問題の種になりそう。

  • 後からローカルアカウント名を変更すれば、、、という話もあるかもしれない。ユーザディレクトリ名など、すべてきっちりと変更に追従してくれるかどうか知らないので放置。知ってる人いたら教えてほしい。

ローカルアカウント/MSアカウントのペアの確認方法

管理ツール「コンピュータの管理」の中の「ユーザ」一覧から確認可能。(他にもあるかもしれないが調べてない)

背景

MSアカウントでインストールしたwin8は、もともとwin7でファイルサーバ的な使い方をしていた。他サイトを覗くと、MSアカウントのwin8でファイル共有する場合は、ファイル共有用の別のローカルアカウントを作って、、、というような解説があった。そんなことしたくない、シンプルに運用したい、というのが発端。